特別講演
想定外に強い人材育成
-宇宙飛行士養成からみえてきた<伸びしろ>の推測-
筑波大学大学院
社会医学系 産業精神医学・宇宙医学研究グループ 教授
松﨑 一葉
松﨑氏は、宇宙環境におけるストレスが人のパフォーマンスに及ぼす影響を研究されています。
「極限の職場環境」にフィットし、力を発揮できる宇宙飛行士はどのように選抜されているのか?そして、現代の私たちがさらされるストレスの高い環境下において、自己の内面をどのようにマネジメントしていけばよいのか?また、働く人材を支える上司の試練と支援のバランスをどう考えるか?などを切り口に企業における人材育成の観点も踏まえ、様々なケースや研究から得られた知見を共有頂きます。
本講演を通じて、今年のアセスメントフォーラムのテーマである、人間の内面に秘められた可能性と<伸びしろ>に迫ります。
筑波大学大学院医学医療系 教授
- ■ 所属:
- ・ 筑波大学医学医療系 産業精神医学・宇宙医学グループ
- ・ WPI(世界トップレベル研究拠点形成プログラム)
IIIS(国際統合睡眠医科学研究機構)PI(主任研究員) - ・ 科学研究費新学術領域「宇宙に生きる」研究代表
- ■ 学位:医学博士(筑波大学)
- ■ 専門分野:産業精神医学・宇宙航空精神医学
- ■ 研究テーマ:
- ・ 我が国のハラスメントの構造と実効的な予防策の立案について
- ・ 知的労働者のメンタルヘルス予防システムの開発研究(ストレスチェックシステム)
- ・ レジリエンス形成とダイバーシティ
- ・ 宇宙飛行士の適性と資質評価に関する研究「想定外に強い資質とはなにか?」