創業100年を超え2015年に「いのちを育む」、社是そしてビジョンステートメントより、企業名として「イノチオ」を創り、新生イノチオグループとして組織構築、そしてビジネスモデルの新たな展開を開始しました。
経営母体企業として培ってきた文化、そして価値観の共有は、M&Aを通した新たなビジネスの拡大を図る事業戦略の展開には必要不可欠です。組織内部でのコミュニケーションの円滑化の為に、HRD社のDiSCを一昨年に導入し、認定社内ファシリテータを通してすでに300名を超える役員・社員が受講し新たな共通言語となりつつあります。事業の拡大に伴い、新たな給与体系の導入を含め将来に向けた組織構築を始める中、優先順位の高い後継者を含めた人材育成の分野について、大きく座学教育研修、現場教育研修（OJT）、そしてリーダー育成の3分野の構成でプログラムを構築しました。最も大きな課題は、人材の能力開発の基となる、役員・社員一人一人の職務適性の評価でした。
過去の人事評価プロセスは存在するものの、属人的評価が主であり、成果と主観的評価による人材・人事評価でした。より客観的かつ定量化できるシステムの必要性が論じられるなかProfileXTの導入を取締役会にて決定し昨年末に導入し、取締役・部課長レベルまで初期アセスメントを完了し現在内部にて次のステージ向けた取り組みが始まっております。当分科会では、自社の事業展開と社内における人材育成教育分野に焦点をあて、今後のProfileXTの活用の可能性に関する方向性が共有されます。