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DiSC®の表現に学んで、
履歴書の自己PRの質がレベルアップ!

【DiSC®事例】DiSCの表現に学んで、履歴書の自己PRの質がレベルアップ!

東京ホテルビジネス専門学校
高橋 康乃氏

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東京ホテルビジネス専門学校は、ホテル、ブライダル、レストラン関連の専門家を育成する教育機関です。卒業生の97%が就職し、主な就職先は、リゾートホテル、シティホテル、旅館など。同校は、専門学校としては初めてDiSC®をカリキュラムに導入し、学生の自己診断、他者理解、顧客対応指導、さらには履歴書作成の質向上などに有効活用を図っています。

東京ホテルビジネス専門学校
高橋 康乃氏

東京ホテルビジネス専門学校

導入のいきさつ運用のしやすさが導入のポイント

DiSC®導入のきっかけを作ったのは、同校のブライダル&ビューティーコース科長であり、進路指導の責任者である高橋康乃先生。2006年にDiSC®にはじめて接し、学校にも導入できないかと考え、2007年8月、HRD社に連絡をとりました。同年11月にDiSC®資格認定セミナーを受け、2008年からカリキュラムにDiSC®の導入を開始しました。

「当校では、より質の高い就職の実現を通じた学校ブランドの確立と、そのための学生の意識改革が急務になっています。DiSC®は“行動傾向”を分析するツールで、運用しやすいと感じました。これまで導入した適性・適職診断ツールでは、ある学生がホテルの接客業には向いていないという診断が出てしまうと、学校を辞めてしまうことも考えられます。しかし、DiSC®はそうした危険性がなく、自己診断、他者理解、お客さんとの対応などのツールとして幅広く活用できると思いました」

導入及び導入計画学生たちはたいへん興味を持った

導入時、高橋先生は、2007年11月、学生たちに、DiSC®が科学的な行動傾向の分析ツールであることを90分間にわたって説明し、基本的な知識を学生に身につけてもらいました。「それから実際のDiSC®活用に入り、学生に回答させて自分たちの行動特性が示されると、たいへん興味を持ったようです」

2008年度からは本格的にDiSC®をカリキュラムに導入する予定で、1年次の後期に自己理解の徹底を図り、2年次の前期でプロフィール・パターンと行動特性の分析を実施し、後期にはすでに決まっている就職先を想定して、行動傾向別のお客さんへの対応を学生同士のロールプレイを通じて、学ばせることにしています。

成果・効果ブランド力増強に結びつく期待がある

「最大の効果は、履歴書に書く自己表現の言葉が豊富になったことです。たとえば、自分の長所として『意思決定が早いこと』『結果を出すことに全力投球すること』など、具体的に簡潔に自己表現できるようになりました。DiSC®を使う前にはとてもできませんでした。学生に自信がつき、就職活動にも良い影響を与えますが、また、当校にとっても『DiSC®を導入して質の高い自己PRを入れ込んだ履歴書を作成できる専門学校』として他校との差別化を図ることができます。企業の多くの採用担当者が、当校の学生の履歴書を評価するようになれば、DiSC®は同校のブランド化に一役買うことができると期待しています」

今後キャリア支援ツールとして活用を図る

「社会人となった卒業生のキャリア支援のためにDiSC®を活用し、仕事の洗い直しやメンタルケアに役立てることも考えています」

*東京ホテルビジネス専門学校は、厚生労働省の若年者就職基礎能力支援事業「YES(Youth Employability Support)の認定校として、DiSC®を使ったコミュニケーション能力を高めています。

2008年03月19日

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