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組織成長を加速するエグゼクティブ採用最前線 - いま業界トップ企業が本当に欲しい人材と実現したい組織の姿 -

組織成長を加速するエグゼクティブ採用最前線
- いま業界トップ企業が本当に欲しい人材と実現したい組織の姿 -

株式会社エグゼクティブ・ボード
代表取締役社長
渡辺 健堂氏

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登壇者のご紹介

ゲストスピーカー
株式会社エグゼクティブ・ボード 代表取締役社長
渡辺 健堂氏
Watanabe Kendo

1971年生、北海道出身。1995年北海道大学卒。大学卒業後、日本長期信用銀行(現・新生銀行)入行。 通信業界への投融資を担当した後、マーケット部門に異動し、リスク管理等の業務に従事。 2000年、大手人材サービス会社の子会社として設立されたヘッドハンティング会社に取締役として参画。2002年には同ヘッドハンティング子会社の代表取締役社長に就任し、同社の事業を軌道に乗せ、2005年にその親会社の経営企画部門に異動し、IR、M&A等の業務に従事。 2006年、(株)エグゼクティブ・ボードの共同経営者と共に取締役として参画。 スピリッツグループにおける、エグゼクティブサーチ事業の立ち上げを行う。 2013年に親会社スピリッツの取締役に就任し、グループ全体の経営も統括。 2014年に、エグゼクティブ・ボード代表取締役副社長、及び、スピリッツ代表取締役グループCOOに就任。 2018年に、エグゼクティブ・ボード代表取締役社長に就任。

モデレーター
HRD株式会社・プロファイルズ株式会社 代表取締役
韮原 祐介
Nirahara Yusuke

経営コンサルティングファームにて国内外の戦略、組織・人事、システムなどの改革に幅広く従事した後、データサイエンス専業のブレインパッドに参画し、経営企画部長として立案を主導した中期経営計画では、売上2倍、経常利益12倍を達成。現在は、HRDグループにて、人事・組織領域を始め、デジタル領域のデータ・AI活用、サイバーレジリエンス強化を強みとしたコンサルタントとして活動するかたわら、東京大学工学部・工学系研究科にて、AI・データ活用、ソフトウェアエンジニアリング等に関する講義を担当。また、東進デジタルユニバーシティで、AIとDXに関する講座を担当。
著書に「いちばんやさしい機械学習プロジェクトの教本」(2018年)、「サイバー攻撃への抗体獲得法 ~レジリエンスとDevSecOpsによるDX時代のサバイバルガイド」(2021年)がある。

経営ビジョンや戦略を実現するには、人材の力が必要不可欠ですが、社内で育成が間に合わず、外部の人材に頼らざるを得ないケースは少なくありません。特に、エグゼクティブ層の希少人材は、組織活性化のために外部から人を採用する傾向がありますが、「本当に欲しい人材が見つからない」などの課題があるのも事実です。

当セッションは、企業のエグゼクティブ人材の採用、組織づくりの支援を行う、株式会社エグゼクティブ・ボード 代表取締役社長の渡辺健堂氏と、弊社代表 韮原祐介による対談です。業界トップの企業が本当に必要としている人材や、組織づくりの最新情報を惜しみなくご紹介いただいた、貴重なセッションとなりました。

近年はエグゼクティブ層の採用において、これまでと同様に金融・IT・外資系など専門に特化した人材も必要とされていますが、他の業界においても「組織を変革し、新事業を推進できる人材」が求められる傾向にあります。

「多様性」もキーワードであり、女性や外国人を執行役員・事業部長クラスなどのポジションで採用するニーズも増えています。人材が持つ多様性を受け入れ、さまざまなアイデアや組織変革をもたらすヒントを取り込む動きが高まっている点が、昨今の人材採用においても特徴的です。

このような外部の人材を採用した際にも、社内のさまざまな研修に参加してもらい、内部で育成してきた社員との相乗効果を生み出すことが重要です。お互いの考え方を共有すると、組織や文化に刺激を与えることに繋がるためです。

また渡辺氏からは、重要ポストの採用でミスマッチを防ぎ、人材を見極めるポイントもお話いただきました。エグゼクティブ・ボード社では、10~20名ほどの役員や幹部社員を対象にしたキーマンインタビューを通して、企業文化や社風に合う行動特性を明確にし、それぞれの企業に合うパターンを探しています。

とはいえ、自社組織の行動特性や文化の特徴が明らかになっても、優秀の定義や採用の基準が評価する人によってバラバラになることがあります。その際には、さまざまな他社の事例を共有した上で壁打ちし、自社にとっての優秀の定義や採用基準をブラッシュアップしていく作業を行っています。セッションでは、明らかになった自社の文化に合うかを見極めるために面接時に行う具体的な質問内容についてもご紹介いただきました。

人的資本経営を加速するには、会社全体の文化を変えていく必要があると言われています。文化を変える取り組みを行うには、自社の文化をしっかり認識し、新たに採用した人から上がる声を大切にすることが重要です。採用された人材も、自社の文化を理解することで些細な出来事から生まれる違和感の解消に繋がります。

しかし、人的資本経営を中心として考え、実行している企業はまだ多くはありません。高い問題意識を持って人材獲得や組織改革に取り組んでいる経営者がいる一方、人的資本経営をやらなければならない危機感を抱いていない方も多いです。

これからは、今までと同様のタレントマネジメントだけでは、組織づくりは上手くいきません。社内・社外にどのような人がいるのか把握し、経験や思考性などを常に調査すること、企業側からコンタクトを取って人材との関係性を構築することが求められます。人事部に任せておくのではなく、経営者のミッションであると認識し、組織のあり方や人事制度などを外部環境の変化に合わせて変えていくことが重要です。

人的資本経営を推進する中で、どのように社内・社外の人材と良い組織を構築するのかについて、余すことなくお話いただいた本セッションの詳細は、下記の動画からご覧いただけます。エグゼクティブ層の採用を成功させ、社内に新しい文化を作っていきたい方は、ぜひ動画をご視聴ください。

動画申し込みURL:https://forms.office.com/r/udvdTnyy7u

2023年01月26日

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