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企業ロゴについてABOUT LOGO

2023年9月、HRD株式会社の創業30周年およびプロファイルズ株式会社の事業継承を機に、シンボルマーク・ロゴタイプをリニューアルいたしました。デザインを手掛けたのは、アーティストとして国内外で活躍する高橋理子氏です。

HRD株式会社

コンセプトCONCEPT

円に見立てたHRDの基幹組成「Psychology」「Technology」「Human Power」。
それらの要素の融合から、浮かび上がる有機的なモチーフ。
それは「型にはまらず、時代に合わせて変化する姿」を表しています。
また、途切れずつながり続けるその形は、人々の可能性への取り組みや、未来に向けたHRDの挑戦も体現しています。

メッセージMESSAGE

円から生まれた何ものでもないもの。
何ものでもないからこそ何ものにでもなれる。

シンボルマークを刷新するにあたり、さまざまな角度から、HRD社の全体像を掴むことに努めました。HRD社の掲げる3つの要素「Psychology」「Technology」「Human Power」をベースとして、そこから見えてきたのは、やはり人の存在。社会を構成する一人ひとりを輝かせ、その成長に貢献していくというHRD社の思いをシンボルマークのデザインに反映したいと考えました。

私は「制約から生まれる無限の可能性」をテーマに、正円と直線という最低限の要素で表現を続けています。円という形は、性別や世代、国籍、人種、あらゆる枠組みを超えて存在するものであり、HRD社の「一人ひとりの個性を尊重する姿勢」を表現するモチーフとしてふさわしいものであると考えました。円を「人」、その連なりを「社会」と捉え、それらが循環し絡み合う風景をイメージしながら描き出した形は、具体的なものを表しているわけではありません。見方を変えれば「何か」に見える。それは、多様な視点や、可変の姿であり、型にはまらず、時代に合わせて柔軟に変容するHRD社の姿に重なります。視点の違いで、見えてくるものが変化する。何ものでもないからこそ、何ものにでもなれる余地を持つ。このマークは、多様な人の心を繋ぎ、多様を受け入れる社会の創造に寄与する HRD社の新しいシンボルです。

2023年9月 高橋理子

高橋理子

DESIGNER PROFILE

高橋理子TAKAHASHI HIROKO

アーティスト。博士(美術)。東京藝術大学で伝統染織を学ぶ。2006年、株式会社ヒロコレッジ(現・高橋理子株式会社)設立。08年東京藝術大学博士後期課程修了。
着物を表現媒体としたアートワークのほか、自身のブランドHIROCOLEDGEで日本各地の職人とものづくりを行う。九重部屋ブランディング、adidasとのグローバルコラボレーション、東京五輪ゴルフ米国代表公式ユニフォームほか。19年ロンドンV&A博物館に作品が永久収蔵。21年武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科教授就任。

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