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Profiles International社がWiley社の一員に
ワイリー社のグローバルなタレントマネジメントシステムが、経営・人事のソリューションを実現する

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米国人材開発市場の現状レポート2

Wileyの知的財産と資本力が高品質なアセスメント開発を可能に

米国ワシントンDCにて2014年5月に開催されたASTD大会に出展したWiley社。なおASTDは、今後ATD(Association for Talent Development)に名称が変更されます。

 2014年4月Profiles International社がJohnWiley&Sons(ワイリー)社の一員となりました。 今、人材マネジメント分野はIT化に対応するためのプラットフォーム構築やソフト開発などに、大きな資本投入が必要な時代になっています。 ワイリー社は学術研究、大学教育、職能開発分野での知識対応のサービスを提供するグローバル企業であり、冊子体・電子版で1,500誌近くのジャーナルを刊行し、オンラインアクセスを提供するなど、知識集約型の歴史ある大企業として知られています。たとえば、ノーベル賞受賞者の多くの著作はワイリー社から刊行されており、2012年ノーベル賞を受賞した京都大学山中伸弥教授の論文も出版されています。 Profiles社が、十分な資本力を備え知的財産を集積したワイリー社の一員となったことは、ITプラットフォーム構築や、Profiles社のアセスメント開発に大きな利益をもたらすものといえます。

タレントマネジメント市場の大きな可能性

 ワイリー社がここにきてProfiles社を傘下とし、タレントマネジメント事業に注力しているのは、米国の同分野が50億ドル市場であり、毎年20%以上の成長が見込め、この先10年以上にわたって強い市場要請があるということからです。日本でもタレントマネジメント分野の年平均成長率は23.9%とされており(「ITR Market View人事・人材管理市場2013」より)、注目されています。 そして、ワイリー社では、この市場がこれまで比較的小さな業者が分立していて、採用アセスメント、キャリアアセスメント、組織開発などが総合的、立体的に開発されていなかったことに着目し、Profiles社の採用から育成、登用、組織開発までをトータルにカバーできるアセスメントを加えることにより、「タレントマネジメントサイクル」におけるサービス提供を世界中で実現したのです。

こうしたタレントマネジメントシステムに必要なものは、普遍的なコンテンツであり、グローバル対応可能なプラットフォーム構築です。ワイリー社では、自社の持っているグローバルチャネルを最大限に活用し、豊富なアセスメント群や、eラーニングによる教育システムの提供などで充実したグローバル展開を目指しています。

日本のビジネスパートナーにグローバルな人材マネジメントを提供

HRDグループが、ワイリー社という巨大企業と人事・人材開発の方向性について一致していることは、DiSC®やProfilesアセスメントのパートナーやユーザーにも間違いなく、大きなメリットをもたらすといえます。 HRDグループがワイリー社との協力関係を一層強固にすることによって、日本のビジネスパートナーに、グローバルな人材マネジメントソリューションを、世界と時間的・空間的な同軸で提供できるからです。HRDグループは、パートナーとともに日本の人事・人材開発の未来を切り開いていきます。

2014年03月26日

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