【ProfileXT®事例】 株式会社芝パークホテル様 次世代を担うリーダーを効果的に発掘し育成する仕組みづくりが実現
株式会社芝パークホテル
マーケティング部部長 田中紀良氏
これまで困難だった「企業理念」のモデル化を3カ月で実現
芝パークホテルが、ProfileXT®( PXT)を導入した最大の目的は、「次世代リーダーの発掘と育成」であった。「ホテルビジネスにあって企業理念は非常に重要なものであり、当社の企業理念『人をもてなす道を究める』は、ホテル経営の根幹を成しています。この理念のもとに導き出された事業コンセプトが、外国人のお客様にも好評を博しています。問題は、
こうした企業理念を次世代にどう継承させていくかでした」と、田中氏は話された。
最初、外部の様々な企業にご協力いただき次世代リーダーの人選に取り掛かったが、評価や目標管理の仕方などで違和感を持ったという。
「経営トップにどう報告するかとても悩んでいたとき、知人からPXTというアセスメントがあるらしいと教えてもらいました。提供元のプロファイルズ社について調べ、すぐに押しかけて話を聞きました。そこで、個人の能力の見えている部分はわずか10%、残りの90%は氷山で言えば海の下に沈んでいる、PXTはその90%にフォーカスすると聞いて、これが求めているものだと直感しました。それは、その後すぐにPXT認定セミナーに申し込みしたほどのインパクトでした」
芝パークホテルには、スキルや組織文化、職務について「パークバリュー」というリーダー要件を決める既存の資産があり、これと「見えていないその人材の原石を評価する」PXTを合わせれば「次世代リーダー発掘と育成」が可能になると、田中氏は考えた。
そして、「パークバリュー」で定義したリーダー要件をプロファイルズ社の協力のもとにパフォーマンスモデルに落とし込み、社長インタビューも織り交ぜながら、次世代リーダーモデルを完成させた。その後、入社して経験を積んだ若手社員にPXTを実施してモデルとの適合度を確認しながら、次世代を担うリーダーを効果的に発掘し育成する仕組みづくりが実現できたという。
さらに田中氏は、「PXTは発掘に限らず、入社(採用)や配置転換など、さまざまな局面で活用できるアセスメントだと感じました」と、PXTについて高く評価している。
HRDグループNEWS LETTER Vol.28より
2019年10月09日